ローヤルゼリーのビタミン

豊富な種類のビタミン

ビタミン

不足しがちなビタミンB

ローヤルゼリーにはビタミンB群が多く含まれ、ビタミン源としても優れています。 なかでもパントテン酸は身体に必要なあらゆる代謝に関係しているそうで、美容のビタミンとも呼ばれています。 パントテン酸は三大栄養素の代謝を促進して三大栄養素から身体を作る働きがあり、抗ストレス作用、免疫力賦活作用があるとされます。 他にも運動神経や副交感神経で刺激を伝達する物質アセチルコリンも含まれています。 このコリンはローヤルゼリーに含まれる神経伝達物質(自律神経正常化・活性化)の材料となります。 また脂質の代謝を促したり、細胞壁の材料であるレシチンの材料となったり、血管への脂肪の沈着を防ぐ働きもあるとされています。
またコリンは頭を良くするビタミンとしても知られています。国民栄養調査によると一人暮らしの人の2~3割が、ビタミンB1、B2の欠乏状態にあると報告されています。 一人暮らしでなくても現代人は食事が偏っていることも多く、ビタミン不足の人は増えています。ビタミンB群が不足すると疲れやすくなったり、肌が荒れるといった症状が出てきます。

ビタミンB群

ビタミンB1は炭水化物を代謝して、エネルギーに変える酵素の補酵素として働きます。ビタミンB群のなかでいちばん欠乏しやすいのがこのビタミンB1でしょう。 ビタミンB1は疲労回復ビタミンとも呼ばれ、疲労や倦怠感を取り除いてくれます。ビタミンB1が欠乏すると手足のしびれやむくみが出てきます。 また脳や神経に働きかけてその機能を正常化させる働きもあり、皮膚や粘膜の働きを活性化させるとも言われています。
ビタミンB2はB1と似た働きをし、主に糖質、脂質、タンパク質をエネルギーに変える酵素の補酵素として働きます。最近では過酸化脂質の代謝にも作用することがわかってきました。 ビタミンB2が不足すると目や皮膚の炎症や口内炎ができたり、子供なら成長障害を起こすこともあります。
ビタミンB6はアミノ酸の代謝を促します。アミノ酸をエネルギーに変えたり、アミノ酸を合成したりするのです。 ほかにも抗体や赤血球を生成する働きがありますので、免疫機能を向上させアレルギーの改善効果もあるとされています。
ビタミンB12はタンパク質の代謝に重要な働きをすると同時に、赤血球の産生に関わっています。欠乏すると、神経痛、筋肉痛、悪性貧血などが起こるとされます。
ビタミンB群は水溶性なので、体内に長時間蓄えておくことができません。そのためまとめて大量にではなく、1日何回かに分けて摂取しましょう。

そのほかのビタミン

葉酸はほうれん草の葉から発見された栄養素で、ほかのビタミンB群と同じように赤血球の生成や細胞分裂の促進などに働きます。 細胞分裂が急速に行なわれる必要がある赤血球の生成や、胎児の成育などにも不可欠な栄養素とされ、老化防止にも役立つ栄養素です。 ナイアシンは糖質と資質の代謝をする働きがあります。
血行も促進しますので、この作用が肌に働いた場合はシミ、ソバカスやくすみに対して改善効果があると言われています。
ビオチンはビタミンHと呼ばれることもある栄養素です。ビオチンには皮膚を強化する働きがあり、Hは皮膚を表すドイツ語から来ています。またかゆみの原因となるヒスタミンを抑える効果もあります。 ビオチンには粘膜を強化する働きもあり、口内炎にも効果があるとされます。ビオチンには皮膚炎や口内炎を改善する効果と、皮膚を活性化させることで美容面でも効果があるといえるでしょう。
イノシトールは脂肪の代謝に働き、脂肪肝、動脈硬化、抜け毛などに効果があるとされます。また神経に働き、正常化・活性化させる効果もあると言われています。
さらにローヤルゼリーには、少量ですがビタミンCも含まれています。